Vivinavi : Sao Paulo : (Brazil) Sao Paulo

以下のとおり、邦人が被害者となる住居侵入・強盗致傷事件が発生しましたので、お知らせします。

１　発生日時
　１１月２８日（火）午後７時頃

２　発生場所
　サンパウロ州ジュンジアイ（Jundiai）市内の住宅街（一軒家）

３　事件概要
　邦人被害者が自宅で夕食の準備をしていたところ、賊２名（中年の男と２０代の男、両者とも身長は１６３センチ位）が門扉を乗り越えて、猛暑のため開けっ放しにしていた玄関から自宅内に侵入した（玄関扉に鉄格子はなかった）。賊は被害者の口を押さえて人質にとり、結婚指輪を奪った上で、被害者及び被害者の夫を恐喝し、室内を物色し始めた。賊は銃を所持している素振りを見せていたが、銃を所持していたかまでは確認できなかった。被害者夫婦は賊と交渉を試みようとしたが、逆上した賊が被害者を突き飛ばした。そのため被害者の夫が賊に抵抗して取っ組み合いになり、賊の１名（２０代の若い男）を取り押さえたが、もう１名の賊（中年の男）は逃走した（現時点で未逮捕）。騒ぎを聞きつけた隣人が警察に通報し、
取り押さえられた賊はその場で逮捕された。
　邦人被害者に怪我はなかったが、夫が賊を取り押さえた際に両手骨折の負傷。
　なお、邦人被害者によると、事件の数日前から、ドアベルを鳴らされたり、家の前に車を停められたり、何者かに自宅を観察されていた可能性があるとのこと。

４　被害品
　結婚指輪及び夫の金のネックレス（金のネックレスは現行犯逮捕された男が所持していたため、後で被害者に返還された）

５　防犯対策
（１）防犯カメラ、外灯、電気柵など防犯システムを設置することが大切です。また、玄関や窓には鉄格子を設置して、自宅にいる間も玄関や窓は閉めておき、定期的に玄関や門の鍵を交換することも不法侵入対策につながると思われます。窓にはカーテンをつけ、外部から室内が見えないように心がけてください。
（２）万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。
（３）過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。
これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。
●海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク：https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055
●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク：
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html


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【問い合わせ先】
　在サンパウロ日本国総領事館　領事部
　　電　話　　(55-11)3254-0100
　　メール　 cgjassist@sp.mofa.go.jp
　　ホームページ　https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html